夫婦で育休を取ると決めたとき、真っ先に気になったのはやっぱり「お金」でした。
よく言えば倹約家な我が家の夫は、ギリギリまで「生活は大丈夫かな…?」お金の心配をしていました。(私は「お金はなんとかなる!」派なので、そこまで気にしていませんでした(笑))
ということで、前半では育休中のお金に関する制度の説明、後半では夫婦育休が家族にとって最高の投資になる理由についてお話しします。
育休中の収入って、実際どれくらい減るの?
まず知っておきたいのは、育休中はお給料が発生しないということ。
その代わり、雇用保険(公務員の場合は共済組合)から「育児休業給付金」が支給されます。
金額は次のように決まっています。
- 育休開始から180日間(約6か月) → 賃金の 67%
- 180日以降 → 賃金の 50%
※原則子が1歳を迎える日の前日まで支給される
これだけ見ると、「けっこう減るなぁ…」と思うかもしれません。
でもここがポイントです👇
育児休業給付金は“手取り”ではなく、“額面”の割合で支給されます。
さらに、社会保険料(厚生年金・健康保険料など)が免除になるため、
実際の手取りベースで見ると、最初の半年間はおおよそ9割ほどが支給されるんです。
つまり、思ったほどの減収にはならない場合が多いんですね。
ボーナスにも意外なメリットが!?
たとえば、4月から育休をスタートした場合。
多くの職場では、6月に前期のボーナスが支給されます。
このボーナスは、休業に入る前の1〜3月分の働きに対して支給されるもの。
つまり、育休中でもボーナスは受け取れるケースが多いんです。
しかも、ボーナス支給月に育休中であれば、所得税などが免除されるため、「思っていたより多い!」と感じる人も少なくありません。
我が家の夫もボーナス支給額を見たときはかなり気分上々でした(笑)
2025年4月から新制度もスタート!
最近話題の「産後パパ育休制度」をご存じですか?
「産後パパ育休制度」とは?
産後8週間(約2か月)の間に14〜28日間の育休を取ると、
“手取り満額相当”の給付金が支給される仕組み
つまり、短期であればほぼ減収なしで育休を取得できるという、かなり心強い制度。
これまで「お金が心配で取れなかった」というパパにとって、追い風になる制度ですね。
注意!住民税は後からやってくる
一方で、忘れてはいけないのが「住民税」。
これは前年の所得に対してかかる税金なので、育休中でも支払いが発生します。
しかし、普段は給料から天引きされているため、実際にいくら払っているか意識していない人も多いのではないでしょうか。
実は年収(額面)500万円の方で、おおよそ20〜30万円/年となります。
思ったより多くないですか?!手取り1ヶ月分+αは覚悟しておいた方がいいですよ・・・。
詳しく知りたい方は、「お住まいの自治体名+住民税+シミュレーション」で検索すると、簡単に概算を確認できますよ。
夫婦育休はむしろ資産アップのチャンス?!
夫婦で育休を取ると収入が減る——それは確かに事実です。
でも、それは“短期的な話”にすぎません。
私は、夫婦で育休を取ることは「家族にとっての未来の資産づくり」だと思っています。
お金の資産は一時的に減るかもしれません。けれど、それ以上に“見えない資産”が増えていく時間でもあるのです。
夫婦で育休を取って感じた「少しの余白」
社会人になると、毎日が本当に慌ただしいですよね。
結婚して子どもが生まれると、自分の時間なんてほとんどなくなってしまう。
私も長女の産休・育休中は、初めての育児に精一杯で、自分のことは後回し。
やりたいことに使える時間なんてほとんどありませんでした。
でも今回、夫が長期育休を取ってくれたおかげで、少しだけ余裕が生まれました。
長女がこども園へ行っている間、2人で1人の赤ちゃんをお世話する時間。
ほんの少しの“余白”でしたが、そのおかげで私の心にも大きな変化がありました。
余白の時間で始めたこと
その時間で、私はこんなことを始めました。
- 家計を見直す
- 徹底的に“捨て活”をする
- 不用品をフリマアプリで販売する
- ダイエットをする
- リスキリング(学び直し)をする
- 投資を始める
どれも特別なことではありませんが、「生活を整える」には十分すぎるほどの効果がありました。
正直、まだ大きな資産アップにはつながっていません。
それでも、これらの積み重ねが、これからの家族の暮らしを豊かにする“未来の資産”になると感じています。
具体的な実践方法などについては、また追々お話ししたいと思います。
もし、私ひとりで育休を取っていたら、ここまで心と暮らしを整えることはできなかったと思います。
上の子との時間も「大切な投資」
もうひとつ実感したのが、上の子への関わり方の変化です。
下の子が赤ちゃんのうちは、どうしても上の子へのケアがおろそかになりがち。
けれど、パパもママも家にいると、上の子の心にもきちんと向き合う時間を作ることができます。
“パパが育休を取ること”は、家計の話にとどまらず、上の子のメンタルケアという意味でも大きな価値があります。
これもまた、家族の未来を豊かにする大切な「投資」だと感じました。
一時的な収入の減少は、未来への投資になる。
夫婦で長期育休を取ることで、一時的に収入は減ります。
けれど、その時間で得られた「暮らしの見直し」「心の余裕」「家族の絆」は、
どんなお金にも代えられない価値です。
家計簿の数字だけでは測れない、“未来への資産”が確かに増えました。
だから私は、胸を張ってこう言いたいです。
夫婦育休は、家族の未来への最高の投資です!!!
次回は「夫婦長期育休の1日の流れ」についてお話ししたいと思います。


